MRが「医師目線」を身に付けるためにやってみるべきこと

MRの仕事

MR(医薬情報担当者)からマーケティング職にキャリアチェンジしたサラリーマンの

コータローです。

私がMRをしていたときに一番大事だと思っていたことは「医師目線」でした。

特にオンコロジーMRになってからは症例フォローを最重要視していたので、特にこの「医師目線」ができれば、情報の受け入れられ方は全く違うと感じていました。

「医師目線」とは医師が患者さんを診療するにあたって具体的に何をどの順番で見て判断しているのか、を知るということです。

それが大まかにでもわかっていると、患者さんがどのような状態になると医師にとって困るのかが見えてきます。

そこに共感できるMRは数少ないですので、それができれば信頼を得て、情報提供にも耳を傾けてくれやすくなるというわけです。

MRは患者さんのために情報提供するという使命がありますが、そもそも「医師目線」がなければそれを叶えることは不可能と言えるでしょう。

そこで今回はこの「医師目線」を強化するための方法についてご紹介いたします。

<こんな人に見てもらいたい>

  • MRの中で差別化したい
  • 医師にもっと話を聞いてもらいたい

それではその方法を2つ挙げます。

  1. 対象医師が診る疾患を把握する
  2. 臨床検査値に強くなる

それぞれ解説していきますね。

対象医師が診る疾患を把握する

まず行ってほしいことはこちらです。

多くのMRの方は担当製品に関わる疾患については詳しいと思うのですが、それ以外の疾患については名前すら知らないモノもあるのではないでしょうか。

これは非常によろしくないです。

というのも、医師は担当製品に関わる疾患以外にも多くの種類の疾患に携わっているからです。

あくまで様々な疾患を扱っている中で担当製品に関わる疾患も診ていて、しかもその製品はその疾患に使う複数の製品のひとつというわけです。

それを理解せずに担当製品の話だけをしていても医師と会話が通じることはないのです。

ですので、まずは対象の医師が診る疾患はどのようなモノがあるかざっくりとでも知っておくようにしましょう。

「○○内科 診療実績」などと調べれば、多い疾患から大体予測できるはずです。

それらの疾患で患者さんはどのような点が大変で、それを医師がどのように治療しているのか、といったざっくりしたもので良いと思います。

薬で治るのか、継続治療が必要なのか、ポピュラーな問題点は何か、といった程度でも知っているのと知らないのとで医師との会話に雲泥の差が生まれるでしょう。

また、そうしていくと医師の中でその担当製品の疾患がどのぐらいの割合を占めるのかが見えてきますので、ほしい情報が取りやすくなります。

情報量が増えさえすれば成果は出しやすくなりますので、好循環が生まれるのです。

少し面倒かもしれませんが、やってみるとそんなに時間が掛かることではありませんので、おすすめさせて頂きます。

臨床検査値に強くなる

2つ目のこちらも「医師目線」の強化に有効です。

さらに症例フォローの際に大いに役立ちます。

ただ、自信を持って臨床検査値が得意といえるMRの方は少ないのではないでしょうか。

ここも非常にもったいないところだと思います。

といいますのも、医師がMRを頼ってこられる際にはだいたい臨床検査値が出てきます。

「あの患者さんで肝機能が○○まで上がっていてさ、継続できるかな?」といったことです。

ここで「すみません、わからないのでお調べしますね」というMRと「それは結構上がりましたね。

症状は出ていますか?他の○○の値はどうですか」と深く入っていくことができるMRとであれば、どちらがいいかは一目瞭然ですよね。

このような機会は誰しも経験していると思いますが、調べて回答して満足してしまっているのがほとんどです。

これではMR不要論が出てしまうのも無理はないですよね。

そのような危機感を持ちながら、ここで改めて先程の返答例を見てほしいのですが、後者のMRも実はすぐに回答はしていないのです。

ただ、提示された臨床検査値に対して共感を持って対応できることによって、建設的な展開に持ち込めています。

これはどういうことかというと、医師が唐突に質問をされる際には本来すぐに正しい回答はできないのです。

その患者さんの状態を詳しく知らなければ正しい回答には結びつきません。

よって、ここで求められる力は臨床検査値への理解・共感と質問をする力です。

臨床検査値に強くなることの重要性がイメージできたのではないでしょうか。

まとめ

ということで今回は、MRが「医師目線」を身に付けるためにやってみるべきこと、についてご紹介してきました。

  • 対象医師が診る疾患を把握する
  • 臨床検査値に強くなる

やはり医師とのディスカッションを通じて患者さんに貢献できることがMRの醍醐味かと思います。

意外とできていないこと、かつちょっと頑張ればできることだと思いますので、ぜひ前向きに取り組んでみてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。

引き続きよろしくお願いします。

コータロー

コメント

タイトルとURLをコピーしました