【今こそ正しく理解すべき!】転職の思考法とは?

MRからのキャリアチェンジ

こんばんは、MRからキャリアチェンジしたコータローです。

最近はブログ開始時より少しだけご覧頂ける方が増えてきましたが、開始当初にアップしたものはほとんど読まれていないですので、今回は「このまま今の会社にいていいのか?と思ったら読む 転職の思考法 著者:北野 唯我さん」という本についての記事をアップデートしてお伝えしたいと思います。

と言いますのも、最近はコロナであったり、早期退職であったり、と、もはや誰もが先行きに不安を感じざるを得ない状況が続いているからです。

このような場面において、間違いのない転職先というのは簡単に見つかるものではなく、さらには目先の条件だけを見て動いてしまうのも、さらに危険だと感じています。

ということで、個人的には全サラリーマン必読本とも思える、こちらの本でなにより大事な転職の思考法を共有できればと考えました。

ベストセラーですので、既に読んでらっしゃる方も多いとは思いますが、ご興味ある方はご覧頂けますと幸いです。

ちなみに内容を網羅しているわけではありませんので、しっかり理解したい方はご自身で読んでみてくださいね。

仕事にもライフサイクルがある?

早速ですが、私がこの本の中で最も面白いと感じた内容がこちらでした。

本文にはこうあります。

「これは『仕事のライフサイクル』というフレームワークだ。見落としがちだが、そもそも仕事とは生まれて、消えるものなんだ。たとえばプログラミングという技術は、100年前には存在しなかった。あるいは、広告代理業の仕事は、新聞や雑誌の発行部数が減るにつれて、今まさに紙の広告代理業は消えつつある。このように仕事とは生まれては消えを繰り返している。これが『ライフサイクル』だ。

転職の思考法 52ページより

皆さんはこの感覚は持っていましたでしょうか。

私は恥ずかしながらこの本を読むまで考えたことがなかったので、目から鱗という状況でした。

よくよく考えると当たり前のことのようにも感じるのですが、自分自身の仕事がどこに当てはまるのか、というところまで考えられている人は稀じゃないでしょうか。

そして、このように続きます。

「すべての仕事には、明確に賞味期限がある。①が新しく、④が古い。具体的には、まず①ニッチといわれる『イスの数は少ないが、替えがきかない仕事』から始まり、順番に②③と移行し、最後は④『イスの数も少なく、誰でもできる仕事』として消滅していく。これが仕事の『賞味期限』が切れる構造だ」

転職の思考法 53ページより

ここを読んで感じたことは、MRだから云々ではなく、全ての仕事で同様のライフサイクルがあるということです。

よく製品ではこのようなプロダクトライフサイクルといった言葉が使われますが、それと似ていますよね。

グロービス知見録より

新しい領域にポツンと製品が出るとなかなか増えていきませんが、それが徐々に伸びてくると次々に競合品が出てきて、市場自体も活性化してピークを迎えますが、価格競争も激しくなり、利益は出づらくなっていき、衰退期に向かうというような話です。

仕事のライフサイクルも同じような力が働いているようです。

「そもそも、仕事が生まれるためには、誰かが最初にやり始めないといけない。これが①『ニッチ』と呼ばれる状態。この時点では、他に誰も同じことをしていないので、当然、替えがきかない。しかし、やがてその仕事が儲かることがわかると、どんどん同じ仕事をする人は増えていく。こうして、その仕事をする人の数が増えていくと、②『スター』と呼ばれる状態になる。こうなると一気に仕事は汎用化されていく。プロセスは、誰でも模倣できるレベルまで分解され、再現性のある形でシステム化される。これが③ルーティーンワーク。こうなると今度は仕事は消える方向に進む。なぜなら経営者や投資家の視点に立つとわかるが、『代替可能な人を大量に雇っている』状態だからな。いわずもがな、企業にとっては人件費は大きいため、機会によって代替する方向に進む。こうして④『消滅』フェーズに入る。つまり、仕事が消滅するとは、その機能がなくなるわけではなく、人が担う部分がなくなる、ということなんだ。」

転職の思考法 53〜54ページを少し加工

この部分などは初めて読んだときにゾクッとしましたが、それぐらい恐ろしく説得力のある話だな、と感じました。

MRの話になってしまいますが、やはりSOVの時代においてはMRを増やすことが製薬企業にとって利益を出すための最善の方法であり、競争力の源であったのだと思います。

一方でその均一化された再現性の高いモデルを作り上げた現在においては、企業側はまさにITツールやAIを用いて、人件費の削減を目論んでいます。

まさに従来型のMRは消滅フェーズに進んでいるということでしょう。

ただ、もうひとつ理解すべきは1つ目の引用のところに出てきた広告代理業についてです。

確かに紙媒体での広告市場というのはここ10年、20年で大きく減少していると思うのですが、インターネット広告を含めると広告市場全体は変わっていないか、むしろ拡大しているようにも感じます。

そう考えると、MRという仕事も形を変えながら機能は残っていくということだと思うわけです。

それが今のMR君なのか、リモート面談推進なのか、はさておき、ですが。

伸びるマーケットを見つけるには?

仕事のライフサイクルを考え終わったら次はどこに身を置くべきか、ですね。

本書ではストーリー形式で非常にわかりやすく書かれているのですが、ここでは最低限の内容として伸びるマーケットを見つける2つの方法を抜粋します。

方法①複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する

方法②既存業界の非効率をつくロジックに着目する

転職の思考法 80ページより

これに関してはこの業界において明確に出てきていますよね。

医療IT企業であり、代表としてはエムスリーです。

エムスリーはまさに人件費の高いMRによるプロモーションを非効率である、と捉え、業界に革命を起こし、それに追随する企業が数多く出てきています。

エムスリーはご存知のように時価総額4兆円超えでもはや日本のIT企業という括りでもトップに君臨する企業となりました。

ただ、ここまで現時点で成功しているとなると、今から入ったとしても自身の価値を高めることは難しいかもしれません。

今時点ではみんながみんな価値が高いと感じていないが、本質的に価値のあることを行っているマーケットに先に身を置くことが重要のようです。

これに関しては、理解はできるけど、実践は難しいなと感じてしまった部分がありましたが、ストーリーで読んで頂くと理解は深まると思います。

マーケットバリューと給料は長期的には必ず一致する

こちらはMRからキャリアチェンジを考える際には最も重要と感じたところです。

それはMRからキャリアチェンジをする多くの場合、給料が下がるからです。

ただ、そこで短期的な目線だけで物事を考えるのは転職の思考法としては間違っていると言えるでしょう。

早かれ遅かれマーケットバリュー通りの給料になっていくからです。

最近はジョブ型雇用などといって行う仕事の価値によって給料を支払うという考え方が推進されてきています。

これはどこまで急速に進むかはわかりませんが、個人的には良いことだと思っています。

それはやはり価値ある仕事をした人に多く給料が支払われるべきだと思うからです。

皆さんも職場でほとんど働かない中高年のおじさんが自分より高い給料をもらっていることに苛ついた経験はございませんでしょうか。

このジョブ型雇用の推進はこの悪いバランスを改善してくれる可能性を秘めています。

しかし、一方でMRの給料が下がるきっかけにもなり得ると考えています。

具体的にどうやって下がっていくかはわかりませんが、今の給料が多すぎると感じている人は多数派だと思いますし、厚労省からも目を付けられている部分でもあります。

それを踏まえると、目先の給料が下がるからといって伸びるマーケットを逃すというのは非常にもったいないことと言えるでしょう。

伸びるマーケットで経験を積んだ人はそれだけでマーケットバリューが高まりますし、中長期的に見て給料が上がっていくのであれば精神衛生上も良好でいられるかと思います。

そういう意味でもこの「マーケットバリューと給料が長期的に必ず一致する」という考え方はMRが持っておくべきだと感じました。

まとめ

ということで、今回は「【今こそ正しく理解すべき!】転職の思考法とは?」というテーマで本書を元に意見を書いてきました。

書いてみたものの全然この本の凄さが伝えられた自信がないので、やっぱり読んでもらう必要がありますね。失礼しました。

個人的には本当に好きな本ですので、ぜひ皆さんも手に取ってみてください。

それでは最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

コータロー

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