コントラクトMRが出世するための最短ルートとは

コントラクトMR

こんばんは、MRからキャリアチェンジしたコータローです。

皆さん、コントラクトMRはどのように出世していくのかご存知でしょうか。

いつもよりさらにニッチな領域にはなってきますが、製薬企業MRの出世はイメージできたとしても、コントラクトMRの出世はイメージしにくい人も多いかと思いましたので、長くコントラクトMR経験のある私が解説したいと思います。

※出世=管理職ラインへの昇進を前提とします

まずはじめに、昇格・昇進に関してはそれぞれの企業でそれなりの根拠を持って実施されているかと思います。

それはCSO企業でも同様です。

ただ、コントラクトMRの場合は基本的に派遣された会社での勤務となりますので、どうしても通常の製薬会社の評価とは異なる部分があったり、何を基準としているのかがわからなかったりしますよね。

そこで今回は、実際どのような方法での出世が再現性が高く、最短ルートを進めるのかを見極めましたので、それをご紹介したいと思います。

ご興味がある方はご覧頂けますと幸いです。

本来あるべき姿

まず前提として、本来コントラクトMRの出世(評価)はどうあるべきか、について個人的な意見を述べておくとすると、下記のような条件が思い浮かびました。

  1. どの企業、どんな領域に配属されてもすぐにキャッチアップできる
  2. どんな状況でも短期間で根拠ある実績を生み出せる
  3. 所属企業に対して知識・活動面含めプラスの影響をもたらす

これ以外の条件もあるかと思いますが、少なくともこれを満たすことができる方は相当優秀ではないでしょうか。

そして当然、これらが満たせるコントラクトMRであればお客さんとなる製薬企業からも評価されるでしょうから、CSO企業にとってもありがたい存在ですよね。

それでは、このようなコントラクトMRが出世するのか…それは違います。

と言いますのも、これらの条件を満たそうとすると、いくつかの企業を渡り歩きながらキャリアを積んでいく必要があるからです。

MRが様々な領域や会社を渡り歩くことが強みとなる業態にも関わらず、そうなると多くの場合、出世を阻まれてしまうのです。

それはなぜでしょうか、ここからご説明していきます。

同じ製薬企業で長く働き続けることが出世への近道

様々な会社で領域や製品を経験できるという強みがあるコントラクトMRですが、実は出世しやすい人は同じ製薬企業(プロジェクト)で長く働き続ける人なのです。

これってなんか違和感を覚えませんでしょうか。

ただ、これはどのCSO企業でも基本的に同様で普遍的な事実であります。

それでは、なぜそのようなことになるのか理由をいくつかご紹介いたします。

評価期間は一定

これはCSO企業に限らず同様ですが、昇格に関わる評価の期間は企業毎に定められていますよね。

3月決算なら4〜3月、12月決算なら1〜12月みたいな感じです。

ただ、コントラクトMRは必ずしもこの通りに契約期間が区切られるわけではありませんので、所属企業が変わるタイミングで毎回評価が獲得しづらくなるのです。

イメージしやすいのは研修期間です。

研修期間ではいくら成績が良いからといって、評価が高くなるなんてことはありませんし、悪ければマイナス評価がつきます。

結局所属企業が変わると、5段階なら3、3段階なら2といった評価がつきやすくなります。

それに比べて、ずっと同じ企業に所属しているコントラクトMRはいつも全期間正しく評価されますので、相対的に評価を取りやすくなるということです。

イメージしてもらえばわかると思うのですが、基本的にコントラクトMRは所属企業が変わるほうが難しく、チャレンジングです。

にも関わらず、評価はされにくいという矛盾がここで生じてしまうのです。

所属会社への慣れ

こちらも先程と少し話が被りますが、コントラクトMRは同じ企業で長く働くほうが簡単です。

それはそうですよね。

1から会社のシステムを覚える必要もなければ、会社が好むMR像も理解していて、新しく勉強するのは新薬だけ、既存の領域は知識をアップデートしておく程度で済むからです。

こうなると、働きやすさもそうなのですが、CSO企業内での相対評価で有利になります。

基本的にCSO企業としてもお客さんである製薬企業の考えに準じて行動していきたいと考えるわけですから、現場の空気を掴んでくれているMRの方が重宝します。

また、新しく配属されるコントラクトMRの教育担当という泊がつくようになると、たいして実績を出していなくても行動評価が取りやすくなります。

少し意地悪く書いてしまいましたが、これらのことは当然起こってくることですので、それがそのまま出世や評価に直結するというわけです。

良くも悪くもコントラクトMRの出世には所属企業への慣れが大事になってきます。

会社(上司)の利益になる

そして極めつけはこちらです。

結局CSO企業としてはコントラクトMRで稼ぐ利益は配属した時点でほぼほぼ確定しているのです。

配属から短期間で実績を上げようが、そうでなかろうが、所属企業に知識や行動で良い影響を与えようが、そうでなかろうが、多くの場合、売上は変わりません。

そうなのであれば、安定して同じ企業で働き続けてくれるコントラクトMRこそ、安定的に利益を生み出してくれるということです。

新たなチャレンジを志すようなコントラクトMR(非常に素晴らしいことです)は会社に対する要望が増えて、マネージャーも手を焼きますし、新しいエリアに移るとなると転居費用も掛かります。

それに対し、長く同じ企業で働くコントラクトMRはマネージャーへの要望などほとんどありませんし、抜けてしまって売上が下がる心配もありません。

また、所属企業の情報通にもなってくれるのでマネージャーにとっては至れり尽くせりというわけです。

そうなると、結局出世は、たいして優秀でなくても、長く働き続けてくれる人に軍配が上がるのです。

まとめ

ということで、今回は「コントラクトMRが出世するための最短ルートとは」というテーマで書いてきました。

このようにまとめていきますと、どんな会社でもそうかもしれませんが、個人としてはやはりビジネスモデルから理解して賢く立ち回ることが重要なのかな、なんて思ったりしました。

一方でCSO企業の戦略としては、優秀な人材にビジネスが大きく動く分かれ目を担当させて、それが上手くいけば一気に出世させるといったような思い切った動きがあっても面白いよな、とか。

いずれにしてもこのニッチな話題を最後までご覧頂きました方は本当にありがとうございました。

なにかの参考になりましたら幸いです。

もし興味を持たれた方はTwitterのフォローもして頂けると嬉しいです。

コータロー

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