MRがキャリアチェンジを考えたときに読んで面白かったヘルスケア本4選

MRからのキャリアチェンジ

MR(医薬情報担当者)からマーケティング職にキャリアチェンジしたサラリーマンの

コータローです。

私は先日までMRからキャリアチェンジするために転職活動を行っておりました。

その際に気付いたことは、これだけヘルスケア業界に長く所属していながらヘルスケア業界全体で今何が起きているのかほとんど知らなかったということです。

今回はそんなときに読んで面白かったヘルスケア関連の本を4つご紹介させて頂きます。

MRだけをしていると視野が狭くなりがちですので、少し視野を広げてみたいという方にもおすすめです。

<こんな人に見てもらいたい>

  • MR目線でしかヘルスケア業界を見ていなかった
  • MRからのキャリアチェンジを考え始めた

それでは面白かったヘルスケア関連本を4つあげます。

  1. ヘルスケア産業のデジタル経営革命
  2. ヘルスケアビジネス成長戦略研究
  3. 医療4.0
  4. 投資型医療

それぞれ簡単に解説していきますね。

ヘルスケア産業のデジタル経営革命

ヘルスケア産業のデジタル経営革命 破壊的変化を強みに変える次世代ビジネスモデルと最新戦略 [ ジェフ・エルトン ]
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MRの方々は最近「我が社はデジタル化をいち早く進めていきます」といった話を上層部からよく聞かれるのではないでしょうか。

しかし、現場まで下りてくるデジタル化はほとんどの場合、自社やエムスリー社などのWebコンテンツやコンテンツメール送付、リモート面談の推進などと目新しさを感じないものが多いです。

特に最近はそれらの数を追ってきてプレッシャーを掛けられるので、目的は何なのだろう、となりがちだと思います。

ただ、ヘルスケア業界に急速にデジタル化の波が押し寄せていることは事実であります。

その全体像を把握するためにおすすめなのがこちらの本です。

この本で特に良かったのは前半にある日本の近未来ストーリー「山田さん一家の暮らしとヘルスケア」という架空の家族ストーリーのところです。

素人が読んでも生活者へどのような場面でどのようにデジタルが活用されていくのかをイメージできるようになります。

そして、それを踏まえてヘルスケア企業がどのような変革を起こしていくべきか、次世代の代表的な4つのモデルを提案しています。

ヘルスケアがより「患者中心」、「アウトカム中心」になっていく中で自分がどのように貢献できるのか、と考えることは苦しくも面白かったです。

ヘルスケアビジネス成長戦略研究

ヘルスケアビジネス成長戦略研究 近未来の国内最大マーケットに挑む (ファーストコールカンパニーシリーズ) [ 松室孝明 ]
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私はこれまで「高齢化が進んでいる」、「法改正・規制緩和が進んでいる」という情報を聞いても、自分の実績にどう影響するのかということ以上の興味は湧きませんでした。

しかし、ヘルスケア業界全体においては相当大きなことだったようです。

そんな知っている人にとっては当たり前かもしれないことを、この本を読んで気付かされました。

ヘルスケア産業は超巨大かつ日本で数少ない成長産業です。

一方で課題が積み重なっていて、いろんな角度から変革が必要な分野なわけです。

すると多くの企業がこのマーケットに参入してきます。

そして新たに成功している企業も実は多くあるのですが、それらのビジネスモデルがこの本には記載されています。

比較的馴染みのあるエムスリーやメドピアでも事業構造を理解していたかというと全然知りませんでした。

私の知識不足を露呈して恥ずかしくもありますが、ヘルスケア周りでどんなビジネスが既に展開されているのかを知るだけでも面白かったです。

この本が発売されたのが2015年ですので、5年経った今はさらに恐ろしいまでに変化しているのだろうと考えさせられました。

医療4.0

医療4.0 第4次産業革命時代の医療 〜未来を描く30人の医師による2030年への展望〜 [ 加藤 浩晃 ]
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先程は5年前の話でしたが、今度は10年後の話です。

これまでご紹介した本はあくまで第三者から見たヘルスケア産業の変化や事例について考察された内容でありましたが、この本では実際にヘルスケア×テクノロジーでビジネスを立ち上げている起業家30名が自らのビジネスとヘルスケアの将来展望を語っています。

それぞれの起業家がヘルスケアのどの部分に「不」を感じていて、それに対してどのように解決を試みているのか、を一気に知ることができることは非常に価値があることです。

MRをしているとAIやブロックチェーン、IoT、ビッグデータ、VRといっても実際どのようにそれが使われているのかイメージしづらい部分がありますが、この本にはそれが具体的に書かれています。また、十人十色でビジネスを展開している一方で目指すべき医療、あるべき姿は共通点が多いことも興味深く印象に残っています。

医療者がどのような点に課題感を持っているのか知ることでMRとしてもより価値のあるサービスを生み出せるかもしれません。

投資型医療

投資型医療 医療費で国がつぶれる前に【電子書籍】[ 武内和久 ]
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こちらは現実から目をそらさず、医療の本質に深く切り込んだ骨太な本になっています。

決して評論ではなく、医療を変えきるところまでしっかりと見据えた力強さを感じました。

それもそのはず。

著者のひとりである山本氏は現在ヘルスケアビジネスの経営者、第一線でまさに医療に変革を加えようとしている張本人です。

タイトルの投資型医療と対をなすトラブルシューティング型医療が現在の医療なわけですが、ここが非常にイメージしやすかったです。

患者さんは実際になにか症状が現れてから受診することがほとんどですが、そのときには既に元の状態に戻せる状態ではなく、多くの医療資源を投入しても思いの外、効果が得られないことはざらにあります。

これはMRをしていても強く感じることです。

我々がどれだけ良い薬剤を扱っていても状態が悪すぎる患者さんや生活習慣病などの合併症が積み重なり、臓器機能も落ちた人に使われてしまうと高価な割に良い結果は得られません。

このようなことの積み重ねが医療費暴騰につながってしまっています。

大きく途方もない課題に対して正面から向き合い、全ての課題に対して解決策まで提示しているこの本は一見の価値ありです。

まとめ

ということで、今回は「MRがキャリアチェンジを考えたときに読んで面白かったヘルスケア本4選」についてお伝えしてきました。

私自身この業界にいながら知らないことだらけでしたので、強く反省したのですが、やはりヘルスケアの全体像を勉強することは有意義なことだな、と感じました。

またこの大きな課題の解決に少しでも貢献したいと思えるようになりましたので、引き続き勉強していきたいと思います。

また面白い本がありましたらシェアしますね。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

それではまた。

コータロー

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