コロナショックって??製薬業界の安定度を改めて考える

MRの仕事

MR(医薬情報担当者)からマーケティング職にキャリアチェンジしたサラリーマンの

コータローです。

昔から製薬業界にいる方はもしかしたら気付いていないかもしれないのですが、この業界の不況に対する強さってちょっと異常です。

最近は決算発表時期ですので、様々な業種のコロナ禍の成績があらわになっていますが、ほとんどが惨憺たる状況の中、製薬業界は少し利益が減ったかな、という程度です。

ですので、今回は改めて製薬業界がいかに安定度が高いかということを改めて考えてみましたので、その点についてお伝えいたします。

よろしくお願いします。

コロナショックも業績にほぼ影響なし

現在進行形のコロナショックに関してはMRが施設訪問できないといったこれまでになかった状況に追い込まれています。

このことについてはやはり難しい問題と感じるわけですが、かと言ってそれを理由にすぐリストラを開始するという会社は今のところありませんよね。

それは業績に大きな影響を及ぼしていないからです。

5月にIQVIAが出した市場予測では国内医薬品市場約10兆円の中で約3000億円のマイナス影響を想定していましたが、3%と考えると他業界と比べるまでもないです。

当然、ブリストルや武田薬品のように元々予定していたリストラを今実施するという会社はありますが、これらは足元の業績が悪いからではなく、将来を見据えての組織構造改革であり、自分の会社をある程度理解していれば、個人も備えることは可能であったと言えます。

一方で製薬業界以外を見渡すと決算状況を見ていても急激に需要がなくなり、一気に巨額の赤字を出してしまう会社が多く出てきています。

わかりやすいところで言うと緊急事態宣言でほぼ封鎖された交通機関はJR東日本は1553億円の赤字、JALも1200億、ANAも1088億円、外出自粛により営業停止したディズニーランドを運営しているオリエンタルランドも156億円とそれぞれ大赤字に転落しています。

また、これは製薬業界のクライアントにあたる医療施設においてもそうです。

医療というのはサービスの側面もありますので、患者さんが来てくれて初めてビジネスが成り立ちますが、診療所(特に耳鼻科、小児科など)を中心に大幅な収益ダウンが生じています。

医師が診療して、処方することによって薬の売上は作られるわけですが、診療行為を最低限に減らして薬だけもらいたいという患者さんが増えたことで、このような状況が生まれたのはなんとも皮肉な話と感じます。

リーマンショックでも同様の結果

10数年前のリーマン・ショックでもそうです。

私は当時他業界にいたのですが、ある日を境にガラッと状況が変わり、入社してすぐの人間含めリストラの対象になったことは今でも忘れません。

しかし、この業界に移ってきた際、製薬業界の人にその話をしても誰も共感してくれませんでした。

それはそうですよね、実際に製薬業界はビクともしていなかったわけですから。

このように製薬業界のこの安定度は物凄いことなのです。

転職を考える上でも有利

ただ、製薬業界にいればずっと安泰なのかというと、私含め皆さまも実感されているようにそんなことはありません。

MRであればより効率的な組織をどこの企業も模索していますので、人員の適正化は常に起こり得ることでしょうし、それは研究や開発の部門でも同様かと思います。

しかし、それでも多くの人がぶち当たる今回のコロナショックやリーマンショックのような不況に直撃しないという点は有利に働きます。

今の時期もそうですが、リーマンショック時も含め、このようなタイミングは転職市場において求職者が溢れます。

一方で企業の採用熱は下がりますので、競争率が高まり、結果的に求職者にとって良い転職ができる可能性が下がってしまうのです。

それに対し、製薬業界にいればある程度売り手市場になるまで待つことができます。

これは実際に転職活動を行った人しかわからないことかもしれませんが、非常に大きなアドバンテージになります。

ですので、今会社に対して不満を抱いている人がいたとしても一旦様子を見て転職市場が自分にとって有利な状況になるまで待つのが得策と言えます。

まとめ

ということで、最後は少し話が逸れましたが、今回は「コロナ不況って??製薬業界の安定度を改めて考える」というテーマでお伝えしてきました。

先の見えない状況が続きますが、こんなときこそ自分の置かれている状況を客観視することが大事です。

そんなときに少しでもお役に立てる情報を提供できればと考えておりますので、引き続きよろしくお願いします。

それではまた。

コータロー

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