先行き不安なMRからキャリアチェンジを目指す転職活動

MRからのキャリアチェンジ

MR(医薬情報担当者)からマーケティング職にキャリアチェンジしたサラリーマンの

コータローです。

私は実際に最近まで転職活動を行っていましたので、その経験を赤裸々に書いていきたいと思います。

先に言ってしまうと結構厳しかったなぁというのが率直な感想です。

<こんな人に見てもらいたい>

  • MRからのキャリアチェンジ少しでも考えている人
  • MRの先行きに不安を感じている人

これまでのキャリア

まず前提として、私のMRとしてのキャリアをお伝えします。

私はMRとして約10年、4社に渡ってMR経験を積んできました。

様々な領域に携わってみたいという気持ちが強かったため、このようなキャリアとなりました。

そして、これは個人的には成功でした。

と言いますのも、プライマリー領域を幅広く経験した後に血液がん、固形がんといったスペシャリティ領域に移る形で非常にバランスの良い経験をさせて頂きましたので、元々の目的通りだったからです。

また、大学病院、基幹病院での重要市場攻略やKOL育成などにも運よく携わることができ、表彰を受ける機会も複数回ありました。

転職を検討した理由

それではなぜ転職を考えたのか、という話ですが、非常に充実していた一方でMRとしてできることはほとんどやりきったのではないか、という想いが出てきたからです。

複数の会社に在籍したのも常に新鮮な気持ちで仕事をしながら医療業界で新しいサービスに携わりたかったからなのです。

販売情報ガイドラインの策定により、自由度が益々下がっていく最中でMRを続けていても、明確に成長を感じることは難しいのではないかと思うとキャリアチェンジに気持ちが向きました。

また、「転職の思考法」を読んで仕事のライフサイクルや市場価値を考えるようになり、30代という年齢を考えるとキャリアチェンジにはギリギリだと思い、実際に動きました。

転職サイトに登録

まずは転職サイトのビズリーチとJACリクルートメント、MRBiZに登録しました。

大手製薬メーカーと比べると収入は少ないですが、それでも世間一般的には高収入の枠に入るということもあり、ビズリーチとJACリクルートメントは選びました。

ただ、登録してからわかったことなのですが、ビズリーチは転職エージェントのプラットフォームみたいなものなのですね。

要はそこに登録しておくと様々な転職エージェントが求職者の情報を見ることができて、転職サポートができそうな人を見つけたらスカウトメールを送れるという話のようです。

実際そこからリクルートエージェントやパーソルといった大手の会社からも連絡がありましたので、求職者からすると一気に多くの会社に登録するよりかは気が楽です。

あとは企業から直接連絡が届くダイレクトリクルーティングと言われるものがあり、それは新鮮で面白いなと思いました。

JACリクルートメントもいわゆるハイクラス層へのサービスということですが、こちらの会社の印象はなんと言っても求人を出す企業からのヒアリング力が高く、非常に情報量が多いなと感じました。

やはりその企業のことを詳しく教えて頂いた上で受けるとそうでないのとでは求職者としても安心感が違いました。

MRBiZはMR専門の転職サイトなので、主にMRからMR向けではありますが、業界事情に詳しいと思い、登録しました。

やはりMRの仕事について一番理解して頂けている印象が強く、そこは心強かったです。

コロナ不況下における求人

一般的に今回のコロナ不況前はいわゆる売り手市場で求人は多くあるけど求職者が少ないという状況だったみたいですね。

それが現在は逆転してしまった様子。

業界によっては採用を完全にストップして、むしろ減らしたいとい会社が多くあるようです。

私の場合はキャリアチェンジといっても医療業界を軸に考えていたので、影響は少なかったです。

転職活動開始

キャリアチェンジを目指していたので、希望の職種にMRは入れずに主な狙い目としては医療ITでした。

最低限の条件としてこれまで同様の医療機関への営業は控えようと考えていました。

登録するとプラチナスカウト、貴方の経歴に興味を持ちました、などと言って少しテンションが上がってしまうような表現でエージェントから連絡を頂くようになります。

最初は「俺、結構いけるやん!」「すぐ内定出てもそれはそれで迷うな」なんて思ったりしてしまうのですが、そんなに甘くありません。

エージェントからそのように連絡が来たとしても正直書類選考すら受かるかわかりません。

また、エージェントと話すようになったこの段階でMRならではの大きな悩みに直面します。

年収です。

MRですので、世間一般の年収よりは多いです。

キャリアチェンジとなると、どのエージェントも口を揃えて仰ることは「2~300万ぐらいは下げないと厳しいですよ」、と。

少し下げてでも、とは思っていたもののそのレベルで下げる必要があるとなると妻の理解を得ることが容易ではありません。

また、自分自身もそこまでリスクを取ってでも転職すべきか?という考えがよぎります。

しかし、ここで断念してしまうと自分を必要としてくれる会社が他にあるのかすらわからない、という状態になってしまいます。

ですので、まずは内定を取ってからそこは考えればいいと思い、継続することにしました。

職務経歴書

これは転職活動の中のひとつの要素でしかないのですが、今回の転職活動において非常に考えさせられたのがこの職務経歴書でした。

私は会社を移る際は毎回MR用の職務経歴書を作成していました。

ですので、10年弱同じ会社に勤めている人よりはそのメンテナンスができていると考えていましたが、それでも今回のキャリアチェンジにおいてはそれが非常に使いづらいことに気付きました。

MRは少し特殊な仕事だからです。

自身のスキル・経験を採用側の企業に評価してもらうためには、これまでの常識やビジネス環境を言語化して伝える必要があります。

同じ内容だとしても採用側の企業にとってイメージしやすい言葉で話すことが非常に重要になります。

また、その上で今までやったことのない仕事でもできそうな印象を持ってもらう必要があります。

これ、正直すごく難しかったです。

ただ、そこで助けて頂いたのはMRBiZの転職エージェントさんでした。

やはりMRとしての経歴の優劣を多く見てきているからこそ、私の経歴を良く(誇大ではなく)見せる方法を心得てらっしゃいました。

その添削をして頂きながら完成させた職務経歴書により、大きく書類通過率が変わったと思います。

本当に感謝しています。

逆に言うと、とりあえず書類応募させたいだけ(ノルマがあるのでしょう)のエージェントさんから添削もなしに書類提出するのはリスクだと感じ、これもある意味勉強になりました。

またこれらの経験により、今後は職務経歴書を定期的にメンテナンスしてエージェントさんに見てもらうなどもしていこうと思いました。

ちなみにその際に非常に参考になった本は「転職と副業のかけ算」でした。

WEB面接

そこから面接に入っていきますが、現在1次面接、2次面接はほぼコレですね。

会社によっては最終もWEB面接という状況が出てきています。

さすがにそうなると求職者側も不安があるよな、と思ったりもしました。

ただ、スケジュールの都合がつきやすい点は在職者かつ在宅ワーク環境下においては採用側と求職者側の双方にメリットになると感じました。

面接対策

対面かWEBかはさておき、やはり中身の面接にどう立ち向かうかは改めて重要なことだと思いました。

これも職務経歴書と同様で準備によって大きく結果を変えられるものだと考えたわけです。

実は私は新卒の就職活動においても1度目の転職活動においてもほとんど対策を行ってきませんでした。

それはその場の会話で全て自分のことを理解してもらうことが重要だと捉えていたからです。

いかにも大学生的な発想ですよね。

面接対策というと本来の自分でない自分を見せて、もっと言うと多少騙して内定をもらう方法だと考えていましたが、決してそうではありません。

これまで自分が考えて取り組んできた仕事、成果を第三者にもわかりやすく伝えられるようにする練習が面接対策ということです。

採用する企業側の立場になって考えてみると当たり前なのですが、辿り着くまでには時間が掛かってしまいました。

ただ、腹落ちしてからはそんなに複雑なことをするわけではないので、比較的スムーズに進みました。

エージェントの方々にも言われましたが、ある程度面接の型が存在するので、それに沿って自分の考え方やスキル・経験をわかりやすく伝えられるようにしておけば大丈夫ということです。

結果

書類選考は20社程度出して7社通過しました。

1次面接落ちが2社、1次通過したのが5社、最終まで進んだのが2社でした。

そして、その2社から内定をもらい、うち1社に決めました。

年収は…想像にお任せします。

感想

冒頭にも書きましたが、正直しんどかったです。

MRからキャリアチェンジの転職を目指すとなるとほぼ間違いなく大幅に年収を下げることになります。

しかも、それを受け入れたとしても採用側が受け入れたい存在というわけでもありません。

これまでMRとして築き上げてきた実績・スキル・経験はMRという職種限定で評価されるものであったということです。

「転職の思考法」に出てくる仕事のライフサイクルに当てはめてみるとMRという職種はルーティーンワークから消滅に向かっている最中かもしれません。

決してMRの仕事自体に価値がないわけではなく、これだけ確立された仕事だからこそ、経営陣が効率や生産性を求める時期に差し掛かってきているということです。

葛藤の中ではありましたが、年収を下げてでも将来の市場価値が高まる方向に動くべきと判断して行動し、なんとか目的は達成することができました。

結果論でしかありませんが、自分の仕事について深く考える期間になりましたので、今後にも生かせるようブログも継続していきます。

まとめ

ということで、長々と書き続けてしまいましたが、これが今回の転職活動のざっくり振り返りになります。

活動中、多くの本を読んだり人と話したりしてパワーアップした気もするので、それらもまたブログに反映させていきます。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

興味を持って頂けましたらTwitterのフォローもして頂けると嬉しいです。

コータロー

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