脱MRを考えたときに将来有望なキャリアチェンジ先4選

MRからのキャリアチェンジ

MR(医薬情報担当者)からマーケティング職にキャリアチェンジしたサラリーマンの

コータローです。

私はつい先日まで10年弱、MRをしておりまして、転職活動を経てキャリアチェンジしましたので、そのときに周りを見渡して気付いた有望なキャリアチェンジ先についてお伝えしていきたいと思います。

もしかしたら自身のキャリアの捉え方も変わるかもしれませんので、ぜひ見ていってください。

<こんな人に見てもらいたい>

  • MRの先行きに不安を感じている人
  • MRで培ったスキル・経験を元にキャリアチェンジを目指す人

それでは早速挙げていきます。

  1. マーケティング(プロダクトマネジメント)
  2. 経営企画
  3. 製薬メーカー向け営業
  4. 医療特化型人材紹介

マーケティング(プロダクトマネジメント)

まずはMRが比較的イメージしやすいキャリアチェンジとしてマーケティング(プロダクトマネジメント)部門があります。

王道のキャリアに見える一方で、MRから見るとたいした仕事をしていないように見えることもあります。

ただ、やはりマーケティング部門はキャリアチェンジ先として非常に有望です。

それではなぜマーケティング部が有望なのか、それは「1人当たりの裁量(使える予算と選択の幅)が大きい」からです。

このことにより、マーケティング経験者の市場価値は大きく高まります。

ただ、これだとイメージしづらいかもしれませんので、業界の構造変化からご説明していきます。

少し前まで製薬業界はSOV(シェアオブボイス)という言葉に代表されるように営業(MR)部隊を多く揃えて、一気呵成に攻め立てることで薬剤の売上を大きく拡大する手法が用いられてきました。

MRを増やして、コールを増やすことこそが売上アップに効果的であったからです。

しかし、今は違います。

スペシャリティ製品の増加、医療機関の訪問規制、販売情報ガイドラインなどMRを増やすだけでは売上に結びつかない状況が生まれました。

そして、そこで台頭してきたのがエムスリーを筆頭とする医療IT企業です。

製薬企業はこれまでMRに割いてきた予算をそちらに回すようになります。

長くなってしまいましたが、その予算をどのように配分するか決断を下すのがマーケティング部門の仕事というわけです。

マーケティング部門には数多くの新規サービスが持ち込まれます。

ビジネスのアンテナも高くなるため、業界内のみならず業界外から新規参入を狙う企業含め引く手あまたになります。

「将来有望」を軸に考えたときにマーケティング部門はやはり凄いですよね。

経営企画

この部門はマーケティングよりもさらに狭き門ということもあり、自身のキャリアプランに入っている方は少ないのではないでしょうか。

私がこの「経営企画」をキャリアチェンジ先として有望と判断しいている理由は「製薬企業は今まさに組織変革の真っ只中」だからです。

早期退職プログラムを行う企業が増えていることでも伺えますが、経営サイドはMR不要論云々ではなく、今の時代に合う生産性の高い営業組織を求めているのです。

そのような状況下で今よりさらに重要になるのが「CRM(顧客関係管理)」です。

CRMといえば製薬業界ではVeevaが有名ですが、あのシステムで得られた結果を用いて、分析して売上向上や生産性アップに繋げられている企業は何社あるのでしょうか。

正直まだまだ本質的な成功には至っていないように感じています。

しかし、新型コロナの影響もありMRの働き方が問われる中、この部分の課題解決に従事することができたら高い市場価値に結びつくことは間違いありません。

今後はリモートディテールの増加により、本社側での分析材料が増えるといった点も面白そうですね。

製薬メーカー向け営業

ここからは製薬会社を抜けての話になります。

転職となると収入ダウンのリスクは生じますが、一旦その話題は避けて解説していきます。

マーケティング部門のところでも触れましたが、現在は医療IT企業のような業界新規参入組が急激に増えてきています。

それは医療にまだまだ「不」が多く残されているからです。

しかし、実は医療の中心プレイヤーである医療機関はその70%が赤字経営です。

ですので、医療機関からお金を頂くビジネスにはあまり期待ができません。

このような状況もあり、医療業界では1番のPayer(支払者)は製薬企業です。

また、製薬企業はこれまでMRに掛けていた人件費をマーケティング費に転換して売上アップを目指していますので、さらに予算が増えていく可能性が高いでしょう。

前置きが長くなってしまいましたが、その予算に対して提案を行うのが「製薬メーカー向け営業」になります。

種類はコンサルティング、データ、リサーチ、IT、アウトソーシングなど様々ありますが、どれも非常に注目度の高い領域であることは間違いありません。

今後もこの流れが続くことを考えると製薬メーカー向けの営業で成果を上げた実績を高く評価する会社は益々増えていくことでしょう。

これは①②と比べると少しキャリアチェンジの難易度が落ちるかと思いますし、現場でのスキル・経験を生かせる場面が必ず出てくると思いますので、狙い目と考えています。

医療特化型人材紹介

最後はまた大きく毛色が変わります。

「医療系特化型」を前提にこれもスキル・経験を生かせるという意味で選びました。

これまで書いてきました通り、医療業界は大きな変革のときを迎えています。

一方で数少ない成長産業の側面も有しています。

このことを踏まえると、人材流動化がこれから長期間に渡って続くのではないかと考えました。

MRをしているとどうしても視野が狭くなり、MR不要論といった言葉ばかりに踊らされてしまいますが、ヘルスケア産業は成長産業です。

むしろ他業界からの人材流入が必要で、それプラス現在ヘルスケア産業に従事している人材の役割変化が求められます。

そう考えると人材流動化を促す「医療特化型人材紹介」も重要な役割を果たすというわけです。

また将来有望ということで少し付け加えると、人材紹介の企業では採用支援業務に携わることも出てきますので、そこから事業会社の人事責任者に抜擢されるようなケースもあるようです。

まとめ

ということで、今回は「脱MRを考えたときに将来有望なキャリアチェンジ先」をお伝えしてきました。

  1. マーケティング(プロダクトマネジメント)
  2. 経営企画
  3. 製薬メーカー向け営業
  4. 医療特化型人材紹介

他にもまだまだあるかと思いますので、ご意見ありましたらコメント頂けますとありがたいです。

少しでもお役に立てるよう頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いします。

コータロー

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